近代日本の身装文化(身装画像)
説明 酒屋の手代と楊弓場の女との心中事件を、さっそくその土地の田舎芝居が脚色して上演、大当たりをとったはいいが、男を埋めた寺の僧の夢に、二人を別々の墓に埋めたのは恨めしいと、男の姿が現れたという怪談話。岐阜の大垣という田舎の町が、どの程度の開化の状態と東京の絵師に想像されていたか。辛うじて推測されるのも含めここに十九人の男女の髪が描かれている。うち女性は九人、女性の場合開化は関係ないが、左端にひどく根の下がった丸髷らしい人妻、右から五番目のつぶし風以外はよくわからない。十人の男のうち中剃りの確認できるのを半髪と見ると、ざんぎりは四人きりで、丁髷がもはや稀になっていた東京との差が示されている。(大丸 弘)
ID No. N81-005
出典資料 東京絵入新聞
発行年月日 1881(明治14)年5月17日号 2面
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2ma:[丸髷]
D2ot:[男の髪型]
D2ch:[丁髷]
Jge:[劇場内;芝居見物]
H80:[舞台;各種の高座(平場,客席,土間との対比を含む)]
時代区分・年代 19世紀後半;1881(明治14)年
国名 日本
特定地域 岐阜;大垣
キーワード 斬髪;半髪;斬髪;散切り
男女別 男性;女性
体の部分 群像