近代日本の身装文化(身装画像)
説明 銀座にたむろして、男をひっかけるのを仕事のようにしている女たちと、大学のスポーツ選手の絡み。この時代、社会的に人気のあった大学スポーツは圧倒的に野球だった。なかでも早慶戦が1925(大正14)年秋十九年ぶりに復活、1929(昭和4)年秋には慶應・宮武、早稲田・小川の全勝対決など、相撲以外のプロスポーツがなかった、ということもあって、東京中が沸いた。勝った方の応援団が銀座に押し出すのもこの時代にはじまった。スポーツをやっている男性、というのもこれまでになかった男の魅力となり、鈴木傳明(デンメイ)のような元水泳選手が映画界入りしている。挿絵はカルメンのお菊と二つ名前のある二十一の女。被っている帽子はターバンをアレンジしたクローシュ。髪はもっとも単純なボブ・カットで女の子のオカッパと変わりない。これだけ短いと襟足が目立つから、女性の髪ではじつはいちばん金がかかる。(大丸 弘)
ID No. N28-002
出典資料 読売新聞
発行年月日 1928(昭和3)年8月25日号 3面
画家・撮影者 野崎貞雄(生没年不詳)
小説のタイトル 大空に描く(1):明石町河岸(1)
作者 邦枝完二(1892-1956)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D005:[20~30歳代の女性;年増]
Wbo:[かぶり物一般;帽子]
時代区分・年代 20世紀前半;1928(昭和3)年
国名 日本
キーワード クロッシュ;クロッシェ;クローシュ;クローシェ;ボブカット
男女別 女性
体の部分 頭部