近代日本の身装文化(身装画像)
説明 海水浴に来た十歳ほどの少年。七三に分けたあたまに麦藁帽を被っている。ただしこの絵の表現がリアルであるとすると、堅い麦藁帽でなくやわらかいタスカン帽かもしれない。タスカン帽は麦藁を真田紐のように加工したもので、日本でも作られていたが、イタリヤからの輸入品が上等だった。タスカンというのはイタリヤの地方名“Tuscana(トスカーナ)”から。少年のこういう髪型はそれだけでいい家の子、という印象があり、坊ちゃん刈りといわれた。太い横縞の海水着はこの時代がそろそろ終末期。(大丸 弘)
ID No. N16-002
出典資料 東京日日新聞
発行年月日 1916(大正5)年4月25日号 6面
画家・撮影者 星野更園女(星野更園)(岡本更園)(1895-没年不詳)
小説のタイトル 妹(10)
作者 渡辺霞亭(黒法師)(緑園)(朝霞隠士)(無名氏)(匿名氏)(1864-1926)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D013:[少年(ほぼ中学生の年頃(12~15,16歳))]
Wbo:[かぶり物一般;帽子]
D2ot:[男の髪型]
Jsu:[水浴;水泳;水辺の遊び]
時代区分・年代 20世紀前半;1916(大正5)年
国名 日本
キーワード 麦藁帽子;タスカン帽;坊ちゃん刈り;横縞の海水着
男女別 男児
体の部分 全身