近代日本の身装文化(身装画像)
説明 サーカス少年の物語で前年からの継続。この日の挿絵は、旅芸人の小屋から逃げ出した少年を取り押さえた女法界屋の一群。法界屋はまもなくちんどん屋と呼ばれるようになる。法界ということばはもともとは歌舞伎のキャラクター法界坊からはじまっている。この時期になると、編み笠に白袴とか、派手な印半纏とかの独特の衣裳で、街を流して歩く芸人を法界屋と呼んだが、この挿絵で見るように衣裳はそんなに決まったものではないらしい。ただ、先頭の女性の抱えている円形の月琴は、法界節にはつきもので、もちろん清楽の系統の楽器。(大丸 弘)
ID No. N10-002
出典資料 朝日新聞
発行年月日 1910(明治43)年1月2日号 4面
小説のタイトル 空中の人(43)
作者 江見水蔭(怒濤庵)(1869-1934)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
Vhaf:[袴(女性)]
Vtas:[襷]
Jho:[楽器の演奏;ホームコンサート]
時代区分・年代 20世紀初め;1910(明治43)年
国名 日本
キーワード 法界節(ほうかいぶし);法界屋;門付け;ちんどん屋;二百三高地髷;リボン;襷掛け;月琴;尺八
男女別 女性
体の部分 全身