近代日本の身装文化(身装画像)
説明 この時代でもやや古風な商店街。東京でも場末に行けばいくらでも見られる店構え。店屋はふつう早朝大戸をあけると、日射しを遮る長い暖簾以外は開けっ放しになる。大都会の目抜き通りには、西洋風のショーウインドやガラス戸などが入りはじめているが、板ガラスの普及に関しては、小さな店ではガラス障子を、店先にではなく店と奥の境に入れる方が早かったといわれる。そぞろ歩く二人の男のうち、手前の和服の男は、上に二重廻しとも、モジリの外套とも見えるものを着ているが、画家の省筆のためはっきりとはわからない。履いているのはのめりの駒下駄。(大丸 弘)
ID No. N07-004
出典資料 時事新報
発行年月日 1907(明治40)年5月29日号 11面
画家・撮影者 渡部審也(1875-1950)
小説のタイトル 寒熱(122)
作者 広津柳浪(1861-1928)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード K011:[道幅のあまり広くない商店・飲食店街;歓楽街;映画館街]
D6se:[洋装;西洋化;西洋観;ハイカラ;西洋かぶれ;開化ぶり;西洋憧憬]
Vwa:[男性和装外套]
Wbo:[かぶり物一般;帽子]
Wge:[下駄;クロッグ]
Wkut:[靴;サンダル;靴修理;靴磨き]
時代区分・年代 20世紀初め;1907(明治40)年
国名 日本
キーワード 商店街;和装と洋装;[インバネス;トンビ;鳶(とんび);二重回し;二重廻し;二重外套;二重マント];捩り(もじり)の外套
男女別 男性
体の部分 全身