| 説明 | イギリス生まれの日本人青年が、父の国を尋ねて日本を訪れる。それに活動写真興行師や銚子芸者が絡む、という波瀾のロマン。作者は最後まで名前を伏せているが渡辺霞亭。読者のそのときどきの関心事に沿った、テーマやエピソードを撰んで巧妙にストーリーを組み立ててゆく霞亭らしい作品の一つ。地方都市の夜の街並み。月も出ていない宵闇の街、というから「辻々淋しげに照らす街灯」はすでにあったとしても、このように遠見のきく夜の景観ではなかったろう。明治に育った人がよく言った「明治の東京は暗かった」ということばは、地方都市、田舎町の場合であれば、さらに一層の事実だったにちがいない。(大丸 弘) |
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| ID No. | N08-002 |
| 出典資料 | 都新聞 |
| 発行年月日 | 1908(明治41)年7月7日号 1面 |
| 画家・撮影者 | 井川洗厓(1876-1961) |
| 小説のタイトル | みなし児(92) |
| 作者 | 渡辺霞亭(黒法師)(緑園)(朝霞隠士)(無名氏)(匿名氏)(1864-1926) |
| 資料タイプ | 挿絵 |
| 身装画像コード | K0:[道;道沿いの景観] |
| 時代区分・年代 | 20世紀初め;1908(明治41)年 |
| 国名 | 日本 |
| 特定地域 | 北海道;銚子 |
| キーワード | 街並み |