近代日本の身装文化(身装画像)
説明 卒業間際の帝大の学生たちと、富裕な令嬢たちとの絡みをえがいた明治風青春小説。ただしこの作品でもそうだが、学生の中には令嬢の家の書生をしている者が多かったこと、地方から「笈を負って」上京し苦学している学生の中には家督相続者がよくいて、一人娘との間では結婚がむずかしかったこと、などがストーリーの屈折点になる。令嬢二人は揚巻の束髪で、髷の根に造花を挿すのがきまりのようになっていた。二人とも縞風の柄のきものを着ているが、女性のきものの柄については、挿絵のような小さい絵柄によって云々するのは避けた方がよい。少年は筒袖のきものに大きな兵児帯を結んでいる。袖先からシャツのカフスが出ているのは、アンダウエアとしてのシャツと、いわゆるワイシャツとの区別がはっきりしていなかったこの時代の特徴。(大丸 弘)
ID No. N01-003
出典資料 大阪毎日新聞
発行年月日 1901(明治34)年1月23日号 8面
画家・撮影者 阪田耕雪(坂田耕雪)(1871-1935)
タイトル
小説のタイトル 新学士(23)
作者 小杉天外(1865-1952)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2so:[束髪(前期縦型の)]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
D012:[男の子(小学生くらい)]
Vob:[帯]
Wko:[洋装付属品(カラー,カフスなど)]
時代区分・年代 20世紀初め;1901(明治34)年
特定通称名
国名 日本
特定地域
キーワード あげまき;造花;竪縞のきもの;格子のきもの;筒袖;兵児帯;カフス
男女別 女性;男児
体の部分 全身
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著作権情報
備考