近代日本の身装文化(身装画像)
説明 この画面ではひとりの娘が、尊敬する男性の心遣いから、その男性のじぶんに対する気持をおもんばかるといういわば内面描写。小さなエンジェルが娘の耳元にささやきかけている。例のつり目おちょぼ口だが、物思いの表情によく合っているとも言えそう。娘の髪は大きな高島田。島田にかぎらず、幕末以来女性の前髪が非常に小さかったのが、このころからだんだんと大きくなりはじめている。娘が上に着ているのは被布。三角形の小襟が襟元を囲み、胸の両側に大きな飾り房が下がっているのが特徴。細かに描かれている白抜きの木の葉模様は、おそらく上等な織物の地紋を表そうとしているもの。(大丸 弘)
ID No. N00-006
出典資料 大阪毎日新聞
発行年月日 1900(明治33)年12月15日号 8面
画家・撮影者 阪田耕雪(坂田耕雪)(1871-1935)
タイトル
小説のタイトル 若き妻(上)(79)
作者 菊池幽芳(あきしく)(1870-1947)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2sim:[島田;高島田]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
Vhi:[被布]
時代区分・年代 19世紀終わり;1900(明治33)年
特定通称名
国名 日本
特定地域
キーワード 高島田;飾り房;小襟;浮世絵美人;エンジェル;物思い
男女別 女性
体の部分 上半身
関連情報
著作権情報
備考