近代日本の身装文化(身装画像)
説明 仲良し二人の少年が、一方では競争者として成長してゆく物語。1886(明治19)年に公布された小学校令では、小学校は尋常、高等がそれぞれ四年制だったが、高等科二年終了で中学に進学できたから、実質的には小学校は六年で現代と変わりはない。だんだんそうでもなくなってきたものの、親にとって子どもを学校に上げるというのは晴れがましいことだった。この時代だと大都会では男の子にも女の子にも袴を穿かせ、それが親にとっての負担という点からもしばしば問題になった。もう少しあとの時代になると、とくに男の子には、時代の先駆けになるような洋服の制服を着せた。通学着は一種のよそ行きだから、家へ帰れば着替えさせられたものの、なんでもこすりつける男の子の袴の不潔さは想像に余る。(大丸 弘)
ID No. HC04-023
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1904(明治37)年7月9日号 4面
小説のタイトル 競争者(1)
作者 半井桃水(1860-1925)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D012:[男の子(小学生くらい)]
Wbo:[かぶり物一般;帽子]
Qkas:[絣]
Vham:[袴(男性)]
Wkut:[靴;サンダル;靴修理;靴磨き]
Whu:[袋物]
Wka:[鞄]
時代区分・年代 20世紀初め;1904(明治37)年
国名 日本
キーワード 学生帽;飛白のきもの;信玄袋
男女別 男児
体の部分 全身