近代日本の身装文化(身装画像)
説明 「夏外套に鳥打帽子、底光りのする眼を八方に輝かして」、人目を忍んで母親に会いに来た、追手のかかっている脱走兵。夏外套といっているのは二重外套で、呼び名は時と人によってさまざま。この作品の時代にはインバネスと呼んでいる例が多いよう。和服にも洋服にも用いられて、この男は下に和服を着て、縞のきものに紺足袋、ノメリの下駄。そして第82回によると、その外套のまま座敷に上がって母親と言葉を交わしている。追われる身だから、というのでなく、夏外套にかぎらず、冬でも外套を着たまま座敷に上がり込んで、話し込んだりしている挿絵の例は少なくない。(大丸 弘)
ID No. HC04-022
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1904(明治37)年6月27日号 4面
小説のタイトル 召集令(82)
作者 渡辺霞亭(黒法師)(緑園)(朝霞隠士)(無名氏)(匿名氏)(1864-1926)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D014:[若い男(20歳前後~30歳前後)]
Vwa:[男性和装外套]
D006:[初老の女性(40~50歳代)]
D2ma:[丸髷]
D1me:[眼・眉毛周辺の状態(眼・睫毛・眉の化粧)]
Vka:[掛襟]
時代区分・年代 20世紀初め;1904(明治37)年
国名 日本
キーワード [インバネス;トンビ;鳶(とんび);二重回し;二重廻し;二重外套;二重マント];眉落とし;黒襟;廊下;地袋
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥
関連情報 HC04-021, HC04-022