近代日本の身装文化(身装画像)
説明 独り者の鴨打ちの老人が死んで、その後継ぎになる青年が、これまで獲物の引き取り先だった鳥屋と、老人の処置について相談している。青年は書生風の絣の羽織に、縞のきものを着ている。鳥屋の方は「黒羅紗のモジリに鍔(ツバ)広の帽子を冠り、フランネルの襟巻に首を埋めた(……)」とある。捩り(モジリ)は男性の和装コートの中ではいちばんきものに近く、きものになじむ衣服。その代わり、二重廻しのように洋服の上にでも和服の上にでも着られる、というものではない。商家の主人や番頭などがよく着ていて、おとなしい印象のものだった。(大丸 弘)
ID No. E18-001
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1913(大正2)年3月7日号 7面
画家・撮影者 右田年英(梧斎年英)(1863-1925)
小説のタイトル 裸:孤屋(ひとつや)(4)
作者 根本吐芳(生没年不詳)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D6se:[洋装;西洋化;西洋観;ハイカラ;西洋かぶれ;開化ぶり;西洋憧憬]
Vwa:[男性和装外套]
Vhao:[羽織]
Qkas:[絣]
時代区分・年代 20世紀前半;1913(大正2)年
国名 日本
キーワード コート;捩り(もじり)の外套;書生羽織風;飛白;竪縞のきもの
男女別 男性
体の部分 全身;坐臥