近代日本の身装文化(身装画像)
説明 神田の街角で新聞の立ち売りの小学生と、折からの雪にコート姿の美人。女性用和装コートはもともと防寒防雨用に、無地の羅紗地でつくられたのがはじまりだったが、吾妻コートとして大流行してからは、おしゃれな上っ張りとなって、贅沢な絹地でもつくられるようになっている。このコートは渋い大柄とあるが、挿絵では柄は省略している。「髪の結いようを見ると芸者であると云うことが、誰にも肯かれる」とあるが、その髪は束髪であることしかわからない。束髪に潰しや芸者島田のような、芸者特有のものがあったとは考えられないので、あるいは女優髷に近いものだろうか。(大丸 弘)
ID No. E18-002
出典資料 九州日日新聞
発行年月日 1913(大正2)年4月5日号 7面
小説のタイトル 意気地(1)
作者 夢人
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7sh:[小説のヒロイン;挿絵美人(この年の評判小説中の美人)]
D7ge:[芸者;半玉;舞妓]
D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
Vko:[コート(女性和装外套)]
Wkas:[傘]
D012:[男の子(小学生くらい)]
Wbo:[かぶり物一般;帽子]
Wku:[頸覆い(マフラー,ストール,襟巻,ショール)]
Wge:[下駄;クロッグ]
時代区分・年代 20世紀前半;1913(大正2)年
国名 日本
特定地域 東京;神田
キーワード 女優髷風
男女別 女性;男児
体の部分 全身