近代日本の身装文化(身装画像)
説明 宿屋の風呂から上がり、板の間で手拭いを絞っている女。肩流れに大きな絞り柄の浴衣をふわりと羽織り、髪は束髪。主人公の役者がなにも知らずに風呂場の戸を開けて、義理の悪いこの女性に鉢合わせになった。男女の混浴はきびしく禁じられていたが、温泉や、田舎の宿では、むかしどおりの入れ混みがふつうだった。女客の中には、男客と一緒になるのを嫌って、人の寝静まった夜更けに入浴する者もいたが、またそれを狙って、夜中に風呂場を訪れる好き男もあったようだ。(大丸 弘)
ID No. E17-027
出典資料 朝刊中央新聞
発行年月日 1912(明治45)年3月3日号 8面
画家・撮影者 八幡白帆(1893-1957)
小説のタイトル 鏡と剣(86)
作者 江見水蔭(怒濤庵)(1869-1934)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
Wta:[タオル;手拭い;手拭い被り]
Vyu:[ゆかた]
H40:[浴室(家庭・ホテルの個室など);浴場(銭湯・温泉場など)]
D0ny:[入浴;浴場;行水]
時代区分・年代 20世紀前半;1912(明治45)年
国名 日本
キーワード 宿屋;風呂場;絞り柄の浴衣;脱衣籠;桶
男女別 女性
体の部分 全身;坐臥