近代日本の身装文化(身装画像)
説明 肺結核の病を養うもと女役者。パトロンの華族には急逝され、破れ障子の陋屋に引き移って牛乳代にもこと欠く状態。大きな括り枕を支えに身を起こして、長くはない行く末のことでも思いやるのか。女の束髪は、前のかなり突きでた廂髪(庇髪)(ヒサシガミ)で、てっぺんの髷はごく低く目立たなくなり、牛の糞などという悪口もあった。梳き毛を入れて膨らますこのかたちが標準化し、こののちずっと続くことになる。(大丸 弘)
ID No. E17-028
出典資料 朝刊中央新聞
発行年月日 1912(明治45)年3月7日号 4面
画家・撮影者 八幡白帆(1893-1957)
小説のタイトル 鏡と剣(90)
作者 江見水蔭(怒濤庵)(1869-1934)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D4by:[病人;けが人;障害のある人]
D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
D3ut:[打合せ;襟あき;ぬき襟]
時代区分・年代 20世紀前半;1912(明治45)年
国名 日本
キーワード 掛け布団;括り枕;破れ障子;庇髪;髷;牛の糞;抜き襟
男女別 女性
体の部分 上半身;横臥