近代日本の身装文化(身装画像)
説明 左側の男は「薩摩飛白の書生風、金巾の猪口形帽子」とあって、長い書生羽織の紐は首に掛けている。書生羽織自体が大きいので、朴歯の高下駄の爪先に引っかかるような長い紐、というような描写もあるが、誇張だろう。肩をたくし上げているのも書生の特色。「薄鼠の半鳶を羽織った中折縁広の帽子の眼鏡の生白い優形(ヤサガタ)の男」とあるもう一方の男は、一見まるで洋装のように見えるが、鳶(トンビ)の袖先からこれも絣らしいきものの袖が出ていて、これはどうやら羽織らしく、羽織の上から二重外套を重ねる習慣もあったことがわかる。(大丸 弘)
ID No. D12-127
出典資料 朝野新聞
発行年月日 1900(明治33)年10月23日号 1面
小説のタイトル 藻の花(1):花屋敷
作者 蓁々子
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D4ga:[学生・生徒(男子中学生以上)]
Wbo:[かぶり物一般;帽子]
Qkas:[絣]
Wme:[眼鏡]
Vwa:[男性和装外套]
D3ka:[重ね(着);重ね方]
時代区分・年代 19世紀終わり;1900(明治33)年
国名 日本
キーワード 書生羽織;薩摩絣;飛白;中折帽子;中折れ帽子;[インバネス;トンビ;鳶(とんび);二重回し;二重廻し;二重外套;二重マント]
男女別 男性
体の部分 全身;上半身