近代日本の身装文化(身装画像)
説明 客の若い男が花魁(オイラン)といわゆる口説(クゼツ)――口喧嘩して、部屋を去る。開けた障子の奥に箪笥が見えるが、客の着てきた外套などの衣類はこの、夜具棚の下に嵌め込みになった箪笥に入れて、錠を下ろしておくようだ。客は縞のきものの上に紋附の黒羽織を着、その上に二重廻しを重ねている。羽織の袖先からYシャツのカフスがのぞいている。しかめ面をして手酌で飲んでいる花魁の頭は、自分でも結える達磨返し。薄紫の疋田絞りのきれを掛けている、というのは、半襟のことだろう。(大丸 弘)
ID No. D11-012
出典資料 大阪毎日新聞
発行年月日 1899(明治32)年3月14日号 6面
画家・撮影者 阪田耕雪(坂田耕雪)(1871-1935)
小説のタイトル 心中二つ巴(58)
作者 広津柳浪(1861-1928)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード Vwa:[男性和装外套]
Vhao:[羽織]
D2ni:[日本髪一般]
Vka:[掛襟]
Eho:[保存・収納・管理の技術・用具・設備;たたみ方;ハンガー]
時代区分・年代 19世紀終わり;1899(明治32)年
国名 日本
キーワード 花魁(おいらん);娼妓;遊女;女郎;達磨返し;だるま返し;黒襟;[インバネス;トンビ;鳶(とんび);二重回し;二重廻し;二重外套;二重マント];格子柄;黒紋付き羽織;竪縞のきもの;ワイシャツ;ホワイトシャツ;ワイシャツの袖口;箪笥(たんす)
男女別 男性;女性
体の部分 全身;上半身;坐臥