近代日本の身装文化(身装画像)
説明 居酒屋の中。眉を剃った居酒屋の女房は髪を達磨返しに結い、絞りの浴衣に帯を低く引っ掛け結びにして、縞の前垂れ掛け。足元は高下駄。商売柄、前垂れを掛けている。茶店の若い女性の赤前垂れは華やかなものだったが、この女房はもう三十五,六ということで、縞の、たぶん濃い色の前垂れだろう。元吉原の花魁(オイラン)上がりということだが、この程度の粗っぽい絵では、そこまで描き込むのは無理。上がり框に腰掛けて足を組んでいる若い男は車夫仲間で、身体を使う稼業の人たちは手拭いを放さなかった。突っ掛けているのは俎板のような白木の薩摩下駄、あるいは書生下駄らしいが、右と左の描き様がちがっていて、こんなところに挿絵のいい加減さがある。奥に置いてある薦被りが、[大阪毎日新聞]のPRになっている。(大丸 弘)
ID No. D05-018
出典資料 大阪毎日新聞
発行年月日 1893(明治26)年5月24日号 2面
画家・撮影者 槙岡恒房(生没年不詳)
タイトル
小説のタイトル 真景住江月(しんけいすみのえのつき)(13)
作者 香川蓬洲(香川倫三)(蓬洲居士)(生年不詳-1929)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2ni:[日本髪一般]
D1me:[眼・眉毛周辺の状態(眼・睫毛・眉の化粧)]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
Wmae:[前掛;エプロン;割烹着]
Wge:[下駄;クロッグ]
Wta:[タオル;手拭い;手拭い被り]
G014:[飲食店;料亭]
時代区分・年代 19世紀終わり;1893(明治26)年
特定通称名
国名 日本
特定地域
キーワード 居酒屋;酒樽;ランプ;眉落とし;達磨返し;だるま返し;引っ掛け結び;ひっかけ結び;高下駄;薩摩下駄;書生下駄
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥
関連情報
著作権情報
備考