近代日本の身装文化(身装画像)
説明 東京の主に下流社会の娘たちの生態を描写しようとするもの。中に女学生が二人入っているのは下流社会というのにそぐわないが、なにかと話題の多かった女学生を含めないわけにはいかなかったのだろう。三人までが水商売の女であることにも、筆者のねらいが容易に想像される。七人中束髪は女生徒真佐子なる女性一人。もう一人の女生徒の多美は日本髪。ただし、七人がすべて前から描かれているのと、小さな、雑な絵であるため、髪型はよく判断できない。髪型全体を通じての特色は、髷の高さが低いこと。これは下町風で、下品にも見えやすいのだが、前髪の小さいことと、髷の根の下がっているの明治前期の大きな特色。(大丸 弘)
ID No. C19-073
出典資料 改進新聞
発行年月日 1886(明治19)年7月16日号 3面
画家・撮影者 二代目歌川芳宗(一松斎芳宗)(新井芳宗)(1863-1941)
小説のタイトル 東京娘風俗(口上)
作者 彩霞園柳香(柳香散史)(東洋太郎)(1857-1902)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2so:[束髪(前期縦型の)]
D2ni:[日本髪一般]
D004:[適齢期の娘;新造;(1) 嫁入り前の娘,新妻,さらに一般の他家の妻女をいう。]
D7jog:[女学生]
時代区分・年代 19世紀後半;1886(明治19)年
国名 日本
特定地域 東京
キーワード 下流社会;錦絵;前髪;髷の高さ;下町風;芸妓;茶屋女
男女別 女性
体の部分 頭部;上半身