近代日本の身装文化(身装画像)
説明 〈遡及資料〉若い手代が、大金をちょろまかしたという言いがかりをつけられ、帳場の結界のかたわらで煙草を吸っている主人の目の前で、きつい折檻を受けている場面。証拠の品を突きつけているのが番頭。左側でなにか棒のようなものを手にしているのは、主人の身内の女。御店者(オタナモノ)が常時縞のきものに前垂れ掛け、というのはこの時代も変わりなく続いている。番頭も手代も白足袋を穿いているが、奉公人は冬の三,四カ月の間だけ、五,六足の白足袋を穿くことを許されるのがふつう。女は四十代くらいだろうがまだ古風に眉を剃っている。主人だけは小紋のきもので、奉公人とは違えている。店の規模にもよるが、主人は店の方は番頭に任せて、隣の部屋で控えていることが多かった。
ID No. C17-032
出典資料 大阪朝日新聞
発行年月日 1884(明治17)年3月5日号 3面
小説のタイトル 猿猴阿申(えんこうおしん) 新年第一筆(ことしのかきぞめ)(11)(1)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード H840:[帳場構え]
D4ban:[商人;番頭]
Wmae:[前掛;エプロン;割烹着]
Vta:[足袋]
D006:[初老の女性(40~50歳代)]
D1me:[眼・眉毛周辺の状態(眼・睫毛・眉の化粧)]
D3su:[裾;褄;端折り;からげ]
Wki:[喫煙関連;タバコ;キセル]
時代区分・年代 19世紀後半
国名 日本
キーワード 手代;竪縞のきもの;前垂れ;白足袋;眉落とし;小紋のきもの;煙管(きせる);火鉢;火箸;火鉢台
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥