近代日本の身装文化(身装画像)
説明 日光街道粕壁の近くで、用水の中で落ちた幼児を通りがかりの郵便配達夫が救助し、表彰された、というニュース。官営の郵便制度は1871(明治4)年にはじまり、郵便配達夫は新聞配達とよく似た法被姿だったが、翌年には洋服の制服が制定され、黒毛織で襟は赤、ズボンの横に赤線があり、韮山笠を被る。しかし笠については異説もあり、ここにあるような饅頭笠もあったらしい。提げているのは胴乱。胴乱自体はむかしからあったが、日本人はこれまで鞄タイプの携帯具を一般には用いていなかったので、目新しかったろう。カバンという言葉も字も、この時代の新語。(大丸 弘)
ID No. C08-023
出典資料 東京平仮名絵入新聞
発行年月日 1875(明治8)年9月9日号 1面
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D4yu:[郵便配達夫]
Wkab:[笠]
Wka:[鞄]
時代区分・年代 19世紀後半;1875(明治8)年
国名 日本
特定地域 埼玉;粕壁
キーワード 饅頭笠;胴乱
男女別 男性
体の部分 全身