近代日本の身装文化(身装画像)
説明 〈遡及資料〉高利貸しの婆さんの前で金十五円也の借金証文を書く、元御家人の娘。娘は盲目の父親を養い、毎日ろくに食うものもない境遇だが、娘島田とお太鼓の帯結びは崩さない。島田髷を自分で結うことはまず無理だから、親兄弟や近所の器用なおばさんなどが結ってくれるのがふつう。商売人の手にかける人はごく少なかった。黒襟と前垂れこそしているが、この髪、この帯、この袂で、貧乏暮らしの家事をこなすのだから、立ち居、身のこなしにはよほど気を遣わなければならない。(大丸 弘)
ID No. C06-002
出典資料 都新聞
発行年月日 1904(明治37)年1月7日号 1面
小説のタイトル 実話 悪縁塚(50)
作者 橋本埋木庵(生没年不詳)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2sim:[島田;高島田]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
時代区分・年代 19世紀後半;1873(明治6)年
国名 日本
キーワード 御家人の娘;黒襟;お太鼓結び
男女別 女性
体の部分 全身;坐臥