近代日本の身装文化(身装画像)
説明 〈遡及資料〉この作品は[都新聞]探偵実話シリーズ中でももっとも当たりを取った『堀のお梅』の続編。事実談であることをいろいろと証拠を示して強調している。正編の後半以後続編全体が1869(明治2)年のできごと、とされている。新政府の高官の妾である女は「芳紀二十歳前後、未だ髷にてもあるまじきに、わざと野暮を見せたる大形に紅鹿の子の手柄は主ある証拠(……)」とある。二十歳前後なら娘でも通らなくはないし、花柳界の女ならもちろん島田であるところを丸髷に結っている、という意味。本文の末尾に「挿絵の訳は次回にて解く」と断りがある。内容と挿絵との緊密な関係を示すもので、文章の進行が早すぎたり遅すぎたりした場合、当時は律儀にこういう断りが出た。(大丸 弘)
ID No. C02-010
出典資料 都新聞
発行年月日 1903(明治36)年2月26日号 1面
画家・撮影者 松本洗耳(1869-1906)
小説のタイトル 実譚 後のお梅(6)
作者 渡辺黙禅(1870-1945)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード Vna:[長襦袢;襦袢]
D2ma:[丸髷]
H6:[和座敷一般]
時代区分・年代 19世紀後半;1869(明治2)年
国名 日本
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥