近代日本の身装文化(身装画像)
説明 学校を出たあと併合後間もない朝鮮へ渡って、多少の財産を作った三十二歳になる男、きょうは学生時代の友人を訪ねるため千葉県の辺鄙な土地に足を入れた。生憎道路工事中だったので、かなりの距離が徒歩になった。蝙蝠傘を日傘にして、夏の日盛りの道を歩くにしては背広の上着も脱いでいないのは不自然。洋服のカジュアルな着こなしが、まだ日本人には学習されていなかった。それ以外は、スーツスタイルとして現代とちがう点はない。男が日除けの蝙蝠を挿すのは、どちらかといえば関西の習慣。(大丸 弘)
ID No. A13-030
出典資料 読売新聞
発行年月日 1913(大正2)年9月2日号 5面
画家・撮影者 宮川春汀(1873-1914)
小説のタイトル 水蜜桃(1)
作者 江見水蔭(怒濤庵)(1869-1934)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D016:[中年~初老の男性]
D6se:[洋装;西洋化;西洋観;ハイカラ;西洋かぶれ;開化ぶり;西洋憧憬]
Wbo:[かぶり物一般;帽子]
Wkut:[靴;サンダル;靴修理;靴磨き]
Wkas:[傘]
時代区分・年代 20世紀前半;1913(大正2)年
国名 日本
特定地域 千葉
キーワード 背広;洋傘;蝙蝠傘;こうもり傘
男女別 男性
体の部分 全身