近代日本の身装文化(身装画像)
説明 生んだ子の責任は持つという約束で邸から体よく追い払われた妾が、二十年近くたったいま、旦那の不実を嘆き怒って、「くいしばる歯に襦袢の袖をびりびり裂いた」と。夫婦げんかでも、ものを投げたり壊したりするのは、相手を威嚇するのが主たる目的だろうが、目の前に見せつける相手がいるわけでもないのに、自分の着ているものを引き裂く理由はなんだろうか。女の丸髷は三十代、四十代の人妻の結っている標準的なかたちと大きさ。(大丸 弘)
ID No. A11-072
出典資料 国民新聞
発行年月日 1912(明治45)年4月9日号 5面
小説のタイトル 花地獄(117)
作者 五竹園(小川栄)(生没年不詳)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D006:[初老の女性(40~50歳代)]
D2ma:[丸髷]
Vna:[長襦袢;襦袢]
D801:[強い悩み・悲しみ・口惜しさ・羞恥の表現]
時代区分・年代 20世紀前半;1912(明治45)年
国名 日本
キーワード 袖の扱い;袖を噛む
男女別 女性
体の部分 上半身