近代日本の身装文化(身装画像)
説明 書生とお嬢様。大きなお邸や男手の欲しい家ではよく書生を置いた。書生は日中はどこかの学校へ通い、そのほかの時間は家の雑用や玄関番、ときには子どもの勉強を見たりする。絣のきものに小倉の袴はそういう身分の書生にかぎったことでなく、中学から高専、大学生が、制服以外ではみんなしている恰好だが、書生の場合はとくに袴はきちんと穿いていることを要求されたはず。ただし、そういう身分にかぎらず、学生一般をさして書生さんと呼ぶ場合もある。一方お嬢さんというと学生であってもなくても、東京のような都会ではふだんはほとんど束髪になっていた。中に梳き毛を入れて膨らませた大きな束髪は、けっこう重くて、夏などは蒸れて、あまり衛生的とは言えなかった。(大丸 弘)
ID No. A11-071
出典資料 国民新聞
発行年月日 1912(明治45)年3月21日号 5面
小説のタイトル 花地獄(99)
作者 五竹園(小川栄)(生没年不詳)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D4ga:[学生・生徒(男子中学生以上)]
D7re:[令嬢モデル]
D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
Qkas:[絣]
時代区分・年代 20世紀前半;1912(明治45)年
国名 日本
キーワード 書生;飛白のきもの;お嬢様;庇髪;絞りのきもの;椅子;テーブル
男女別 男性;女性
体の部分 上半身;坐臥
関連情報 A11-069, A11-070, A11-071