近代日本の身装文化(身装画像)
説明 東京近県の農村。寺の新しい住持は偏狭で頑固で、村民の男女関係の放恣(ホウシ)なことを口をきわめて非難した。その、若者の逢引の情景を比喩的に描いた一枚。つまりこの時代の農民の、画家が標準的と理解する野良着を描いたことになる。野良仕事の恰好は第二次世界大戦まで、作業内容に大きな変化がなかったのと同じように、ほとんど変わらなかったと一般にいわれている。戦争初期に、もんぺが都会でも真似られたため、野良着というともんぺを考えるが、じつは全国的に見ればもんぺのない地域は多い。泥の中の労働でも、長着の裾をまくるだけで、この女性のような腰巻姿で鍬や鋤を使った。(大丸 弘)
ID No. A11-031
出典資料 大阪朝日新聞
発行年月日 1911(明治44)年11月7日号 4面
小説のタイトル 早涼(12)(2)
作者 白頭巾
資料タイプ 挿絵
身装画像コード Jkp:[カップル(親子・夫婦・恋人・友人など)]
Wta:[タオル;手拭い;手拭い被り]
D5no:[農作業着;野良着]
Vtas:[襷]
D3su:[裾;褄;端折り;からげ]
Wki:[喫煙関連;タバコ;キセル]
時代区分・年代 20世紀前半;1911(明治44)年
国名 日本
特定地域 東京近県
キーワード 村人;農民;逢い引き;野良着;姉さん被り;姉さんかぶり;姐さん被り;姐さんかぶり;頬被り;頬かぶり;襷掛け;おこし
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥;横臥