| 説明 | 零落した家の一人娘が東京に出て、世間の風に当たって生きてゆく物語。第1回の主人公紹介では、「身装(ミナリ)は質素の上を通越して、やや粗悪な方、髪もS捲に取揚げて、一片の白のリボンが着けてあるばかり」とある。S巻は1880年代半ばに束髪がはじまったとき、上げ巻、下げ巻、マガレイトなどとともに最初に紹介された比較的単純なスタイル。しかし名前は同じS巻でも、この時代になるとまるで同じとは思えないくらい変化していて、いちばん目立つ相違点は、前髪が著しく大きくなっていることと、日本髪風の髱(タボ=後ろ髪)があることだ。一言でいえば初期のS巻が日本髪に接近して、一種の折衷髪になっている。(大丸 弘) |
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| ID No. | A04-162 |
| 出典資料 | 時事新報 |
| 発行年月日 | 1904(明治37)年12月7日号 6面 |
| 小説のタイトル | 冷腸熱腸(れいちょうねっちょう)(1) |
| 作者 | 徳田秋声(1871-1943) |
| 資料タイプ | 挿絵 |
| 身装画像コード | D2so:[束髪(前期縦型の)] D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)] |
| 時代区分・年代 | 20世紀初め;1904(明治37)年 |
| 国名 | 日本 |
| キーワード | S巻;髱(たぼ);リボン |
| 男女別 | 女性 |
| 体の部分 | 上半身 |
| 関連情報 | A04-162, A04-164 |