近代日本の身装文化(身装画像)
説明 新しく隣同士となった家には年頃の娘がふたりいる。隣家とは庭伝いに行き来ができ、主人公はたまに見かける姉娘に密かに憧れている。この日の挿絵は、「器量はちっと一枚下」だが、丸顔で愛嬌のある妹娘との、庭を散策中の出逢い。彼女はメリンス友禅の被布を着ている。大きな束髪にしているが、あんこを入れて嵩を大きくする年齢でもないから、生まれつき毛が多いのだろう。被布は女性のどんな年代でもよく着られていた。かならずしも外出着というわけではなく、室内でも羽織同様に着た。メリンス友禅というのはどちらかといえば少女の好むものだから、まだ十代半ばかも知れない。履いている下駄はノメリのある小町風。(大丸 弘)
ID No. A03-095
出典資料 読売新聞
発行年月日 1903(明治36)年12月29日号 1面
小説のタイトル 結婚難(3)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D003:[少女(ほぼ女学生の年頃(12~15,16歳))]
D2so:[束髪(前期縦型の)]
Vhi:[被布]
Wge:[下駄;クロッグ]
時代区分・年代 20世紀初め;1903(明治36)年
国名 日本
キーワード メリンス友禅の被布;のめり下駄
男女別 女性
体の部分 全身