近代日本の身装文化(身装画像)
説明 湘南海岸の旅館が台風の強い風に襲われて、いまにも外れそうな雨戸を必死に押し支えている男たち。大きな旅館には直接客の応対にあたる番頭、手代のほか、外回りの仕事をする袢纏着の男衆がいる。いまは帳場から料理番、風呂番まで家内総出で風との戦い。袢纏着の男衆は向こう鉢巻き、袢纏の上には腰の辺りに三尺帯を締め、夏のことで半股引。番頭さんは縞のきものを裾みじかに着て、いつもの前垂れ掛け。逃げだそうという恰好の女中さんの髪は銀杏返し。旅館や料理屋の女中というと、だいたいは銀杏返しに決まっていた。(大丸 弘)
ID No. A03-098
出典資料 国民新聞
発行年月日 1903(明治36)年9月15日号 4面
小説のタイトル 海底の宝庫(1):新低気圧
作者 江見水蔭(怒濤庵)(1869-1934)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード Jki:[気象条件(雨,雪,強風,強い陽射しなど)]
Jji:[事故・火災・水害等の現場;消火・救急・救援活動;危険な環境]
D4ban:[商人;番頭]
D4ge:[下女;下男;召使い]
D2ic:[銀杏返し]
Whac:[鉢巻;ヘッドバンド]
Vhat:[半天;どてら]
Wmae:[前掛;エプロン;割烹着]
Vob:[帯]
Vmom:[股引]
時代区分・年代 20世紀初め;1903(明治36)年
国名 日本
特定地域 神奈川;湘南
キーワード 台風;雨戸;向こう鉢巻き;竪縞のきもの;三尺帯;半股引;裾みじか;前垂れ
男女別 男性;女性