近代日本の身装文化(身装画像)
説明 お座敷帰りの酔っ払った芸者が夜道でなじみの新聞記者に出逢う。芸者は「いきなり男の二重外套(ニジュウマワシ)の袖に取り縋る」。しかし、いっときは関係もあったが、そののち女の行動に疑いを持った男が、邪険にその手を払いのける。「吹き荒ぶ風に吾妻コートの裾を煽られ」ている女は、襟元に風の入るのを防ぐため、頚にハンカチを巻いている。これがこの頃のひとつのはやりでもあった。女の髷は根の下がった芸者島田。舞台は静岡市内の花街で、斜めに枝をさしのべている柳の向こうに、大きなガス灯が見える。(大丸 弘)
ID No. A02-090
出典資料 大阪毎日新聞
発行年月日 1902(明治35)年2月4日号 8面
画家・撮影者 阪田耕雪(坂田耕雪)(1871-1935)
小説のタイトル 白無垢鉄火(34)
作者 小栗風葉(1875-1926)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7ge:[芸者;半玉;舞妓]
D2sim:[島田;高島田]
Vko:[コート(女性和装外套)]
Whan:[ハンカチーフ]
Wbo:[かぶり物一般;帽子]
Vwa:[男性和装外套]
Wme:[眼鏡]
時代区分・年代 20世紀初め;1902(明治35)年
国名 日本
特定地域 静岡
キーワード 芸者島田;吾妻コート;新聞記者;鳥打帽子;鳥打ち帽子;[インバネス;トンビ;鳶(とんび);二重回し;二重廻し;二重外套;二重マント]
男女別 男性;女性
体の部分 上半身