近代日本の身装文化(身装画像)
説明 まもなく結婚する相手の写真を胸に抱いて、同じ年頃の女中に見せようとしているお嬢様。お嬢様の髪は婚礼間近なので文金高島田。当日髪を結いやすくするため、少し前から同じ髪型にしておくのがふつう。額の生え際は富士額。明治時代までの女性は額の広いのを嫌った。剃刀でこのかたちに剃りを入れるのがふつうだった。お嬢様の顔はつり目におちょぼ口の定型のようでいて、嬉しそうな表情がよく出ているのは、さすが挿絵の右田年英の技量だ。襷掛けで箒を持っている女中の髪は、鬢(ビン=横髪)をあまり出さない小さな銀杏返し。(大丸 弘)
ID No. A02-005
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1902(明治35)年2月8日号 7面
画家・撮影者 右田年英(梧斎年英)(1863-1925)
小説のタイトル 新年梅(36)
作者 渡辺霞亭(黒法師)(緑園)(朝霞隠士)(無名氏)(匿名氏)(1864-1926)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7re:[令嬢モデル]
D2sim:[島田;高島田]
D4ge:[下女;下男;召使い]
D2ic:[銀杏返し]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
Vtas:[襷]
時代区分・年代 20世紀初め;1902(明治35)年
国名 日本
キーワード お嬢様;文金高島田;富士額;狐目;つり目;おちょぼ口;お太鼓結び;襷掛け
男女別 女性
体の部分 全身;上半身