文献番号 | 01_GE008054 |
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著者名 | 角谷彩子/カドヤ アヤコ |
書名・論文名 | 岩絵具を用いたスクリーンプリント技法の研究 |
掲載誌名 | 文化学園大紀要 服装学・造形学研究 47 |
発行年月日 | 2016 (1) |
掲載ページ | pp.9-16 |
OWC | AB |
地域・民族名 | 日本 |
時代区分 | 21世紀前半 |
時代通称名 | 平成 |
キーワード | 綿ブロード布;発色;岩絵具;スクリーンプリント技法 |
抄録 | 衣服において、スクリーンプリント技法はよく用いられるプリント技法の一つである。「スクリーンプリント」とは、インク(色料)を紗(スクリーン)の張った枠上に置き、スキージーという刷り道具でインクをスクリーンの表面に押し当てて一定方向へと動かすこと(Squeezing)でプリントする、孔版画の一種である。孔版とは、版となる膜(この場合はスクリーン)の表面にインクが通過する穴(孔)と通過出来ないよう塞いだ部分があり、この版上の穴だけを通過したインクが下の対象物に印刷される仕組みのことをいう。同様の仕組みのものとしては、ステンシルや紗張りをした型紙などが挙げられる。スクリーンプリントのインクは、液体(微粉体)の顔料(色素)と溶剤(塗膜形成要素)を混合したものが一般的である。顔料は化学的に合成されたものと、鉱物・動植物を加工した天然のものと2種類あるが、スクリーンプリントでは前者の化学顔料のみ使用されている。本研究は「粗粉体」であり、天然顔料と化学顔料の両方ある「岩絵具」に着目し、スクリーンプリントで使用可能か、またどのような使用条件・方法があるか、プリントした布地で衣服制作が出来るかを検証した。 |
身装概念 | EY111.4:[鉱物染料] EQ178.1:[型染;プリント;捺染;転写] EQ178.10:[シルクスクリーン法] |
服装専門分類 | EQ1:[表面特性;布地] |
リンク | 国立情報学研究所 CiNii |