文献番号 | 01_GE008055 |
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著者名 | 幸村麻未/コウムラ アサミ |
書名・論文名 | 和服における無駄のない構造を基にしたサスティナブルファッションデザイン |
掲載誌名 | 文化学園大紀要 服装学・造形学研究 47 |
出版者 | |
発行年月日 | 2016 (1) |
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掲載ページ | pp.17-22 |
シリーズ名 | |
OWC | AB |
地域・民族名 | 日本 |
特定地域名 | |
時代区分 | 21世紀前半 |
時代通称名 | 平成 |
キーワード | 和服構造;洋服用パターン |
抄録 | IPCCの第5次評価報告書にて、人間の影響による地球温暖化は今後も進行すると報告されているように、地球環境の悪化が進んでいる。それに伴い環境保護に関する取り組みが多くなされているが、1987年のブルントラント報告において持続可能(サスティナブル)の理念が提唱されて以来、サスティナブルの理念を基にした環境保護活動が国内外で広まり始めた。本研究ではファッション分野におけるサスティナブル活動の進展に寄与すべく、サスティナブルファッションに着目した。手始めに、循環型社会を形成していた江戸時代の常服である和服に焦点を当て、和服に含まれるサスティナブル構造を明確にした。文献調査の結果、和服には「長方形を基にした構造」「変化に容易に対応できる構造」「和服に合わせて作られた反物の使用」という3つのサスティナブルな特徴があることが明らかになった。この3つのサスティナブルな構造特徴を取り入れつつ、資源の循環利用が可能な構造になるように考慮して衣服のデザインを考えることにより、和服における無駄のない構造を基にしたサスティナブルファッションの製作が可能になることが分かった。 |
身装概念 | DP01:[ファッションデザイン;服装デザイン;服飾デザイン;衣服設計;衣服造形] DP012:[パターン;パターンメーキング;作図;製図;平面製図;割り出し法;型紙] AV000:[和服;きもの;長着(女性・現代)] |
服装専門分類 | DP0:[デザイニングシステム・技法;総記] |
資料タイプ | |
資料所在 | |
国会図書館請求番号 | |
日本十進分類 | |
版次 | |
備考 | |
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リンク | 国立情報学研究所 CiNii |