| 文献番号 | 01_GE004517 |
|---|---|
| 著者名 | 矢中睦美/ヤナカ ムツミ |
| 書名・論文名 | 夏物機能性肌着素材の性能と風合い評価 |
| 掲載誌名 | 文化学園大紀要 服装学・造形学研究 45 |
| 発行年月日 | 2014 (1) |
| 掲載ページ | pp.11-19 |
| OWC | AB |
| 地域・民族名 | 日本 |
| 時代区分 | 21世紀前半 |
| 時代通称名 | 平成 |
| キーワード | 夏物機能性肌着素材;水分特性;風合い評価;接触冷温感;吸水速乾機能 |
| 抄録 | 現在、クールビズ対応商品として、吸水速乾性、撥水性、通気性、接触冷感、消臭機能などの糸や布地を使用した製品開発が進み、様々な機能性衣料が市場に並んでいる。本研究では、夏物機能性肌着が、実際に吸水・速乾機能、接触冷感などを体験でき、快適であるのかを検証することを目的とし、スポーツウェアや綿肌着と比較しながら検討した。①疎水性で水分率の低いポリエステルを混用し、放水性をよくしたもの、②繊維や糸を細くし、肌と布地表面の接触面積を増やし、接触冷感と風合い評価(手触り感)、吸湿性、放水性をよくしたもの、③糸の表面に水分率の高い扁平形状のキュプラを用い、肌表面に接触することで接触冷感に優れ、なめらかで吸水性のよいものなど様々であった。また洗濯処理を行うことで、糸が乱れ、布地表面が毛羽立ち、風合いが変化するため、各種の評価に影響を及ぼしている。しかし、ポリエステル、あるいはポリエステルが混用されているものは、洗濯処理による機能性の低下が少ない。接触冷温感評価値(q-max)と手触り感による風合い評価に一致性が見られ、ひんやり、なめらかな感触のものが好みだと感じていることが示唆された。 |
| 身装概念 | AU00:[下着;肌着;ファンデーション;インナー;ランジェリー] EQ198:[風合い] DP010:[機能;機能性;機能目的] EQ181.7:[吸湿加工;放湿加工;吸放湿加工] AU201.1:[夏] |
| 服装専門分類 | EU1:[表面特性;衣服の形態,着装部分] |
| リンク | 国立情報学研究所 CiNii |