| 文献番号 | 01_GE004516 |
|---|---|
| 著者名 | 小川裕子 ; 梅田悠希 ; 鎌倉明香 ; 高木美希 ; 三富あすみ/オガワ ユウコ ; ウメダ ユウキ ; カマクラ サヤカ ; タカギ ミキ ; ミトミ アスミ |
| 書名・論文名 | 合成貝紫染色の現代ファッションへの応用 |
| 掲載誌名 | 文化学園大紀要 服装学・造形学研究 45 |
| 発行年月日 | 2014 (1) |
| 掲載ページ | pp.1-10 |
| OWC | AB |
| 地域・民族名 | 日本 |
| 時代区分 | 21世紀前半 |
| 時代通称名 | 平成 |
| キーワード | 貝紫染色;合成貝紫;貝紫染衣服制作 |
| 抄録 | 貝紫とは、アクキガイ科に属する貝のパープル腺から採取した染料であり、これを用いた染色は古来より地中海沿岸や中南米で行われてきた。美しい紫の発色に加え、染料の希少性ゆえに高貴な身分の者の色とされ、時の権力者らが好んで着用した記録が残っている。現在では貝紫の研究も進み、合成貝紫染料の開発に成功している。しかし、我々の衣服の中に貝紫染色を見ることは殆どない。本研究では、合成貝紫染料を用いた現代のファッションデザインを提案することで貝紫染色の可能性を拡げ、また認知度の向上を目指した。制作の前段階として、貝紫の歴史と現状を把握すべく、文献やインターネット、聞き取りにより調査を行った。その結果、貝紫染色工房・商品の規模は小さく、特にファッションの流通には殆ど乗っていない現状が明らかとなった。これらを踏まえ、5体の衣服を制作した。それらに対しファッションデザイナーらに評価を求め、デザイン上の細かな修正点や今後の課題等、客観的評価を得ることができた。最終的に、5 体の衣服作品に染織工芸作品を加えての合成貝紫の展示会を実施した。 |
| 身装概念 | EY111.20:[貝紫] EQ176.0:[草木染] EY112:[合成染料;化学染料] EQ171:[染料化学;染色工程] DS00:[婦人服デザイン;女性服デザイン] EP22:[縫製;ソーイング] DP400:[展覧会;博覧会;作品発表;作品発表会] |
| 服装専門分類 | EQ1:[表面特性;布地] DP0:[デザイニングシステム・技法;総記] |
| リンク | 国立情報学研究所 CiNii |