近代日本の身装文化(身装画像)
説明 東京のある官員の家庭。三人の少女がままごと遊びをしている。幼い二人を遊ばせている右側の娘はまだ肩揚げはあるが格子縞のきものに黒襟を掛け、桃割か唐人髷に結っているのだろうが、下町風に根を下げているのでよくわからない。真ん中の幼女はまだお芥子(ケシ)、少し大きいそろそろ小学校に上がる年頃の左側の子はもうおかっぱ。開いている襖の向こう、畳廊下の先の障子はガラス障子で、縁先や、店と奥の境などに重宝されるようになるが、まだこの時代にはごくめずらしく、これがあることだけでも豊かな暮らしが想像される。(大丸 弘)
ID No. N87-004
出典資料 絵入朝野新聞
発行年月日 1887(明治20)年3月27日号 2面
画家・撮影者 歌川国松(一龍斎国松)(1855-1944)
小説のタイトル 此処やかしこ(1)(1(続))
作者 坪内逍遥(春のや主人)(1859-1935)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード Jkd:[子どもたちの暮らしと遊び]
D2:[ヘアスタイル]
D2ni:[日本髪一般]
Vka:[掛襟]
Vkat:[肩揚げ]
時代区分・年代 19世紀後半;1887(明治20)年
国名 日本
特定地域 東京
キーワード ままごと;格子のきもの;黒襟;お芥子;おかっぱ;オカッパ;畳;畳廊下;ガラス戸;人形
男女別 女性;女児
体の部分 全身;坐臥