近代日本の身装文化(身装画像)
説明 〈遡及資料〉養母に伴われて上海に渡った、武家の生まれの九歳の娘おきん。この娘を食い物にしようという養い親からきびしく遊芸を仕込まれる。いまは皿回しの皿を落として三味線のばちで叩かれているところ。背景を描いていない挿絵のなかで、教え手の女が椅子に腰掛けているのが異国を匂わせている。娘の髪は稚児輪。七,八歳からローティーンの少女がよく結っている髪。幼いおきんがここでかなり内股であるのは、身を守るためのしぐさのひとつだろうが、女の子は物心がつくころから、膝を離さないように立ち居することを仕込まれた。(大丸 弘)
ID No. N69-005
出典資料 都新聞
発行年月日 1900(明治33)年10月9日号 3面
小説のタイトル 探偵実話 剃刀おきん(あたりやおきん)(44)
作者 高谷為之(生没年不詳)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード Jke:[お稽古事;技能・遊芸の修行]
Vka:[掛襟]
D002:[女の子(小学生くらい)]
D2ni:[日本髪一般]
時代区分・年代 19世紀後半;1869(明治2)年
国名 日本
キーワード 三味線;撥(ばち);黒襟;稚児髷;椅子
男女別 女性;女児
体の部分 全身