近代日本の身装文化(身装画像)
説明 一高のスポーツ選手たちと銀座の女給の絡みを描く。文明開化以来、銀座が人心を惹きつけた理由のひとつは、新しいもの、したがってものめずらしいものの多くが、銀座を発祥の地とし、また銀座には存在したためだろう。煉瓦街、電気灯、舗装道路、街路樹、鉄道馬車、市内電車、バス、カフェー、花売り娘、資生堂のアイスクリーム、服部時計店の時計塔――もちろんこれらは、なにも銀座にだけあるというものばかりではないが、とにかく銀座に行けば、好奇心を満足させられ、あたらしい時代の空気に触れられる、というよろこびがあったのだ。だから銀座はどちらかといえば若い人、インテリや、いわゆる文化人に愛される街だった。ひとつには明治以降かなりの期間、銀座四丁目あたりに新聞社が集中していた、というのもその理由のひとつになるかもしれない。ただし、金のない一高の学生が、この作品のようにそんなに銀座で遊べたかどうか。(大丸 弘)
ID No. N27-006
出典資料 読売新聞
発行年月日 1927(昭和2)年9月29日号 6面
画家・撮影者 富田千秋(1901-1967)
小説のタイトル 愛欲変相図(8):銀座の妖姫(1)
作者 近藤経一(1897-1986)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード K0:[道;道沿いの景観]
Jsi:[街・集落の景況;行き来の人の姿]
Jfa:[綺麗にして(おしゃれして)出かける場所;ファッションステージ;レジャースポット;盛り場]
時代区分・年代 20世紀前半;1927(昭和2)年
国名 日本
特定地域 東京;銀座
体の部分 群像