近代日本の身装文化(身装画像)
説明 親切な家族に拾われ、お嬢さま付きの女中として養われてきた娘。拾われたときは乞食の子だった。この作品では彼女を終始「彼」と呼んでいる。いまの人には混乱が生じるかも。朝の掃除のための身拵え。女中は家では一日中前垂れをとることはない。外出の場合は行く先にもより、その家の家風によってもいろいろ。帯は結び下げにしている。手拭いの姉さん被りは、油のいっぱいついている日本髪で、はたきや箒で塵を舞い上げる掃除にはどうしても必要だった。お嬢さまに大事にされているこの娘は、派手な瓦斯銘仙の袷を着ている。女中がふだん着に銘仙を着ることはなく、木綿に、一見銘仙風の光沢を与えるガスの熱加工を施したものがガス糸。(大丸 弘)
ID No. N12-002
出典資料 山陽新聞
発行年月日 1912(明治45)年4月3日号 8面
画家・撮影者 前野春亭(生没年不詳)
小説のタイトル 怨(うらみ)(3)
作者 黄雲楼主人(生没年不詳)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D4ge:[下女;下男;召使い]
Wta:[タオル;手拭い;手拭い被り]
Vka:[掛襟]
D3su:[裾;褄;端折り;からげ]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
時代区分・年代 20世紀前半;1912(明治45)年
国名 日本
キーワード 女中;姉さん被り;姉さんかぶり;姐さん被り;姐さんかぶり;瓦斯銘仙の袷;結び下げ;前垂れ;箒(ほうき)
男女別 女性
体の部分 全身