近代日本の身装文化(身装画像)
説明 芸者は正月の元日には、いつもより早めに化粧を済ませて、お約束の座敷の前に、検番、出先の料亭、待合、お師匠さん、などへのお年賀回りをする。それを見ようという野次馬も多かったから、花街の元日はたいへんな賑わいになる。芸者島田、裾模様の黒紋附に柳の帯の芸者はいつもの出の衣裳に変わりはないが、春着というとかならず新調するので、名どころの花柳界の名の売れた芸者の衣裳は、暮れのうちに新聞にまで紹介された。年賀の配りものを袖先でだいじに持っているのはお供の雛妓(オシャク)。唐人髷に子どもらしい大きなビラビラの付いた簪(カンザシ)を挿している。格子戸を閉めている箱屋はきょうは三味線箱ではなく配りものを入れた風呂敷を下げている。これも仕立て下ろしの縞のきものに対の羽織、きものの前を粋に尻端折りして、紺の腹掛けとぱっち。(大丸 弘)
ID No. N00-001
出典資料 読売新聞
発行年月日 1900(明治33)年1月2日号 4面
画家・撮影者 富岡永洗(藻斎永洗)(1864-1905)
タイトル
小説のタイトル 子歳に因みて:ねずみ鳴き
作者
資料タイプ 挿絵
身装画像コード Jnn:[年始のひとと街;正月の行事と遊び]
D7ge:[芸者;半玉;舞妓]
D2ni:[日本髪一般]
D2sim:[島田;高島田]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
Vhao:[羽織]
D3su:[裾;褄;端折り;からげ]
Wfu:[風呂敷(包み);布包み]
時代区分・年代 19世紀終わり;1900(明治33)年
特定通称名
国名 日本
特定地域
キーワード 芸者島田;黒紋付き;柳結び;雛妓(すうぎ);半玉(はんぎょく);おしゃく;唐人髷;箱屋;竪縞のきもの;腹掛け;パッチ;尻端折り
男女別 男性;女性;女児
体の部分 全身
関連情報
著作権情報
備考