近代日本の身装文化(身装画像)
説明 この3枚は日本髪と束髪の結い変えの、ひとつの理由を示すもの。主人公の夫は社会的に信用のある地位にあり、かつて妻に裏切られた経験は持つが、生真面目な人柄。第41回は、妊娠している妻の居室を見舞い、縫い物―たぶん生まれてくる子のための、可愛らしい花柄の布に鋏を入れている妻に、育児書に書いてあるような、訓戒めいた注意を与えている。主人公は結婚して間のない人妻らしい大きな丸髷。第42回は出産の日も間近いある日、訪ねてきた父親と、なにか人に聞かれたくない話をしている。この日の相談でお産は実家ですることに決まる。主人公はすでに丸髷を束髪に結い変えている。第46回は無事出産後、様子を見に来た夫と赤ん坊の初対面。産褥ではだれでも簡単なつくね髪にするものだから、それは「自然束髪」というものかもしれない。(大丸 弘)
ID No. HC00-016
出典資料 大阪毎日新聞
発行年月日 1900(明治33)年2月18日号 8面
画家・撮影者 阪田耕雪(坂田耕雪)(1871-1935)
小説のタイトル 己が罪(後編)(46)
作者 菊池幽芳(あきしく)(1870-1947)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード H6:[和座敷一般]
Jka:[家族の集い;記念撮影;家庭的情景]
D2so:[束髪(前期縦型の)]
D2:[ヘアスタイル]
Vhan:[半襟]
D000:[乳児;赤ん坊]
D1hi:[ひげ]
Qkas:[絣]
Vhao:[羽織]
Vob:[帯]
Wou:[扇子;団扇;扇風機]
時代区分・年代 19世紀終わり;1900(明治33)年
国名 日本
キーワード おくるみ;抱っこ;つくね髪;竪縞のきもの;角帯;うちわ;口髭;飛白のきもの;絽の羽織;脇息;襖(ふすま);簀戸(すど);簾戸(すど);葦戸(よしど)
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥;群像
関連情報 HC00-014, HC00-015, HC00-016