近代日本の身装文化(身装画像)
説明 この挿絵は当日の物語とは関係ない。家を出た倅(セガレ)への思いを互いの胸に隠していたわり合っている母親と、まだ許婚の間柄の嫁、というシチュエーションだけでこの挿絵を見ても、リアリティーの確かな表現力がわかる。西洋風のドアでもそれに近いことがないではないが、日本の家で襖を細めに開ける、あるいは開けておく、開けてある、ということはいろいろな綾のあるものだった。女が整理しているのは夫のきものか自分のきものかわからないが、厳密にいえば、後ろの箪笥は金具が多いので男箪笥。(大丸 弘)
ID No. D08-079
出典資料 報知新聞
発行年月日 1896(明治29)年5月1日号 1面
小説のタイトル 鷲退治:胸の動乱
作者 村井弦斎(1863-1927)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード Eho:[保存・収納・管理の技術・用具・設備;たたみ方;ハンガー]
時代区分・年代 19世紀終わり;1896(明治29)年
国名 日本
キーワード 男箪笥(たんす);襖(ふすま)
男女別 女性
体の部分 全身;坐臥