近代日本の身装文化(身装画像)
説明 大阪・常安橋の袂の公衆便所で用を足している、というめずらしい絵柄。この便所の構造では男性の小便だけの施設である。施設としては不完全だが、戦前、日本では男性の町中での放尿が目に余る状況だったから、これはこれで意味があったろう。紋付羽織袴の男性は、白足袋に畳表付きの後丸の下駄。後丸(アトマル)の下駄は、とくに男性のものは明治期の特色と言ってよい。(大丸 弘)
ID No. D06-089
出典資料 大阪朝日新聞
発行年月日 1894(明治27)年8月29日号 3面
画家・撮影者 二代目歌川貞広(三谷貞広)(1838-1908)
小説のタイトル 二ツ玉(14)
作者 岡野半牧(岡野武平)(半牧居士)(1848-1896)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード H42:[便所;手水口]
D0ha:[排泄関連;鼻水;唾痰]
Vhao:[羽織]
Vta:[足袋]
Wge:[下駄;クロッグ]
時代区分・年代 19世紀終わり;1894(明治27)年
国名 日本
特定地域 大阪;常安橋
キーワード 公衆便所;紋付き;白足袋;後丸(あとまる)
男女別 男性
体の部分 全身;群像