近代日本の身装文化(身装画像)
説明 大阪のしがない植木屋の若い者。夜の縁日の出店を終えて家に帰り、戸の外から病んで寝たきりの父親に声をかける。家の周りには商売ものの朝顔などの鉢植えが並び、草箒(クサボウキ)が立て掛けてある。植木屋も職人だから腹掛股引半纏着、暑い季節のこと、股引は膝上までの半股引、半天の裾を折り返して、上に締めた三尺帯の下に突っ込んでいる。印半纏の背中のしるしは出入りのお店(タナ)――表通りの大きな商店の屋号などを染め抜いてあるもの。植木屋も大工や左官と同じく、あまり頭にものを被らないようで、むしろけっして放さない手拭いで、器用に頬被りをする。履いているのは草履でなく草鞋(ワラジ)。(大丸 弘)
ID No. D06-036
出典資料 大阪毎日新聞
発行年月日 1894(明治27)年9月24日号 2面
小説のタイトル 吾嬬琴(あづまごと)(3)
作者 井上笠園(笠園主人)(1867-1900)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード Vhat:[半天;どてら]
Vob:[帯]
Vmom:[股引]
Wzo:[草履;草鞋]
Wta:[タオル;手拭い;手拭い被り]
時代区分・年代 19世紀終わり;1894(明治27)年
国名 日本
特定地域 大阪
キーワード 植木屋;印半纏;三尺帯;半股引;わらじ;後ろ姿;鉢植えの朝顔;草箒(くさぼうき)
男女別 男性
体の部分 全身