近代日本の身装文化(身装画像)
説明 芸者に売られた娘の生活がはじまる。この日は同じ芸者置屋に住み込んでいる先輩芸者によるいろいろな実地教育の有様が語られている。この時代にはこのヒロインのように女学校出の芸者も現れはじめたが、芸者の生活がきれい事だけではないということを学ばされるほかに、なににつけても理由のさだかでないきまりごとや、神信心と迷信に左右されていることに驚かされたらしい。いま鏡の前でお湯から上がった姉芸者が、着換えの前の髪の手入れをしている。芸者の結う髪は基本としては高島田よりやや髷の低い芸者島田で、また人により場合によりもっと低い潰し島田のこともある。入浴はもちろん毎日だが、髪はそうこわれていなければ「撫で付け」だけの日もあり、それでも多くは髪結の手を煩わさなければならない。(大丸 弘)
ID No. D03-088
出典資料 改進新聞
発行年月日 1891(明治24)年6月20日号 4面
画家・撮影者 橋本周延(楊洲周延)(1838-1912)
小説のタイトル 新橋芸者:浄めの燧火〈出る時計り〉
作者 村井弦斎(1863-1927)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7ge:[芸者;半玉;舞妓]
D1kes:[化粧;表情;容貌]
D2sim:[島田;高島田]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
Wta:[タオル;手拭い;手拭い被り]
時代区分・年代 19世紀終わり;1891(明治24)年
国名 日本
キーワード 芸者島田;櫛;鏡
男女別 女性
体の部分 上半身