近代日本の身装文化(身装画像)
説明 継子(ママコ)いじめもの。意地の悪い芸者上がりの後添いに泣かされるお嬢様。とはいえ、お嬢様は贅沢このうえない生活の様子。夜具は十数センチありそうな厚い敷布団を重ね、掛けも山のような夜着。その敷布団にシーツは用いず、太鼓のような枕のカバーも派手な柄物。寝間着はたぶん赤っぽい友禅模様の長襦袢、その下に縞物のきものとこれも柄物の襦袢を重ねていて、しごきを前で結んでいる。部屋の暖房が火鉢ひとつで寒いのかもしれないが、ずいぶん窮屈な寝装束。布団の向こうに大きな角行灯が置いてあるが、まだ石油は使っていないようだ。こうした寝間の照明には石油のにおいが嫌われ、ずっと後まで種油の灯心の有明行灯を愛用する人があった。(大丸 弘)
ID No. D03-025
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1891(明治24)年2月6日号 x面
画家・撮影者 右田年英(梧斎年英)(1863-1925)
小説のタイトル 対照鏡(あわせかがみ)(9)
作者 三品馨園(生没年不詳)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード Jhu:[ふとん・ベッドに横たわる;寝道具]
Vna:[長襦袢;襦袢]
D5ne:[寝巻;ナイトウエア]
時代区分・年代 19世紀終わり;1891(明治24)年
国名 日本
キーワード 金持ち;枕;布団;行灯;火鉢;竪縞のきもの;格子柄
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥