近代日本の身装文化(身装画像)
説明 故郷に一人帰る母親を船着場まで見送りにきた娘と、母子の世話を頼まれた青年。母親は旅支度といっても、船旅ということもあって取り立ててふだんと変わった恰好ではない。既婚女性の髷はだんだん小さく、また低くなる。母親はまだ四十代と思われるが、この時代では初老のうちに入り、小さな前髪とほぼ水平の辺りに髷を結んでいる。母親は草履、娘は塗り下駄。手前の縁台に置いてあるのが母親の手荷物とすれば、風呂敷包みと紐で梱包した小さい包み物を振り分けにしている。そう重くないものでも、振り分けは確かに良い工夫だった。(大丸 弘)
ID No. D02-080
出典資料 やまと新聞
発行年月日 1890(明治23)年4月30日号 3面
画家・撮影者 水野年方(1866-1908)
小説のタイトル 花金鈴(かきんれい)(15)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D5ry:[旅装;旅姿;旅装束]
D2ni:[日本髪一般]
Wzo:[草履;草鞋]
Wge:[下駄;クロッグ]
Wkut:[靴;サンダル;靴修理;靴磨き]
Wfu:[風呂敷(包み);布包み]
K642:[船着き場]
時代区分・年代 19世紀後半;1890(明治23)年
国名 日本
キーワード ぞうり;塗下駄
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥;群像