近代日本の身装文化(身装画像)
説明 ヒロインの回顧談の一部。これは娘が芝日蔭町の古道具屋の店先で、家重代の甲冑を目に止める場面。暖簾に武器古道具とあるが、日蔭町は神田の柳原と並んで古着屋町としても有名なところ。娘は流行りはじめの束髪を結っている。この初期の束髪は文字どおりのつくね髪で、見栄えもない代わりに子どもの手でも結うのは簡単だから、一時期ぱっと広まったのも無理はない。娘は掛け襟のない八丈格子のきものに鹿の子の半襟をみせ、帯は大きな七宝繋ぎ風の柄、履物は畳表の付いた小町型。一見して山の手風のお嬢様。(大丸 弘)
ID No. D01-230
出典資料 やまと新聞
発行年月日 1890(明治23)年1月26日号 3面
画家・撮影者 水野年方(1866-1908)
小説のタイトル 姨捨山(42)
作者 冨田一郎(一筆庵主人)(生没年不詳)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D6ti:[地域的特色;民族服;東京と関西;山の手と下町]
D7re:[令嬢モデル]
D2so:[束髪(前期縦型の)]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
Vhan:[半襟]
Wge:[下駄;クロッグ]
Wfu:[風呂敷(包み);布包み]
時代区分・年代 19世紀後半;1890(明治23)年
国名 日本
特定地域 東京;芝日蔭町
キーワード 古道具屋;甲冑;山の手のお嬢様;造花;髪飾り;八丈格子のきもの;鹿の子の半襟;七宝繋ぎ風の帯;小町下駄;風呂敷包み
男女別 女性
体の部分 全身