近代日本の身装文化(身装画像)
説明 東京は芝公園の料亭紅葉館の宴会が果てていまその門を和気藹々と立ちいずる人々。左端、丸に九のしるしのある男は、前屈みになって腰に手を回している。このポーズは第二次大戦前の老人のごくあたりまえの姿で、つっかえ棒のように杖をつく恰好でもあった。また穿いている足袋は足首の所までやや深くなっていて、これは江戸時代式であってこののちは廃れた。女性二人は日傘を差している。そのほか男性ひとりが蝙蝠を持ち、これは杖の代用らしい。雨の怖れのないときでも蝙蝠傘を持っている男の多い時代だったが、英国人と違うのは、細身に畳むという習慣がなかったこと。(大丸 弘)
ID No. D01-231
出典資料 やまと新聞
発行年月日 1890(明治23)年1月28日号 3面
画家・撮影者 水野年方(1866-1908)
小説のタイトル 姨捨山(43)
作者 冨田一郎(一筆庵主人)(生没年不詳)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D001:[女の幼児(だいたい就学以前)]
Vhao:[羽織]
Vta:[足袋]
Wzo:[草履;草鞋]
Wou:[扇子;団扇;扇風機]
Wkas:[傘]
D80:[姿勢;ポーズ(特異な姿勢・ポーズ・格好一般)]
G790:[人力車]
時代区分・年代 19世紀後半;1890(明治23)年
国名 日本
特定地域 東京;芝公園
キーワード 前屈み;洋傘;蝙蝠傘;こうもり傘;日傘
男女別 男性;女性;女児
体の部分 全身