近代日本の身装文化(身装画像)
説明 さまざまな艱難に出逢ったヒロインが、悪人に奪われた財産も戻り、彼女を気遣う親の代からの知人の手厚い庇護を受けて、その家でもてなされている。庇護者の老夫婦は左側、床を背にし、ヒロインの娘を慕う息子がその横に。冬のことなので男性はみな羽織を着ている上、老人は幾重にも首巻をしているが、この首巻は防寒というよりこの時代、裕福な老人の目印といってよい。ヒロインは息子の隣にいて手先を袖口に隠して軽く胸を押さえている。これは若い女がよくやるしぐさ。この娘はまだ数え十六の若さなので、髪は島田ではなく結綿を結っている。(大丸 弘)
ID No. D01-224
出典資料 やまと新聞
発行年月日 1890(明治23)年1月14日号 3面
画家・撮影者 水野年方(1866-1908)
小説のタイトル 姨捨山(31)
作者 冨田一郎(一筆庵主人)(生没年不詳)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード H6:[和座敷一般]
D003:[少女(ほぼ女学生の年頃(12~15,16歳))]
D2ni:[日本髪一般]
D2ma:[丸髷]
D2yu:[結綿]
Vka:[掛襟]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
Wku:[頸覆い(マフラー,ストール,襟巻,ショール)]
Vhao:[羽織]
D4ge:[下女;下男;召使い]
Wmae:[前掛;エプロン;割烹着]
時代区分・年代 19世紀後半;1890(明治23)年
国名 日本
キーワード 金持ち;襟巻;羽織紐;黒襟;小さい頭;お太鼓結び;花卉(かき);手箱;地蔵の彫刻
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥;群像